ウナギのウー子 5
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ウナギのウー子 5

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先日15年の付き合いのあるスタッフE子がやってきて、ウー子の昔の背中は鬼やったという話をしていました(笑)そうでした、昔はお店づくりの時には人を寄せ付けない程の執念で作っていました。その背中を見て私は育ったんだよと言ってくれました。 大昔、神戸にある洋服屋さんの店主とお話出来た時「僕はお店と心中するつもりで作っているからね」の一言に火が着き、東京大阪神戸福岡、どこへ行っても素敵なお店を訪れては、穴があく程見物させていただき(もちろんお買物はしました)、お店を出るとすぐに手帳を取り出してはスケッチしていました。ピッリとしたカッコいいお店ばかりでしたので、写真を撮らせていただくなんてことは到底できませんでした。次の日出勤してはすぐにお店を模様替して、自分流にアレンジしてはああでもないこうでもないと暴れていました。もうこれで完ぺきだという状態が無く、いつも常にお店にいて、いつ誰が来ても恥ずかしくないお店を目指していました。それを彼女は見ていたのでしょう。お店の開店10分前から緊張が戻り、オープンの点灯の際には腹の底に力の入る毎日でした。朝までかかってレイアウト変更をしていました。 E子が何ヶ月か前にお店に来てくれた際、コップについていたほこりが気になり他のスタッフに「ねぇ、ガラスコップ拭いた?」と聞いたそうです。「はい、拭きました」「拭いてこれか、、」とE子は思ったそうです。お店とはそうあるべきなのです。その目で見る人がいないといけないのです。そんなことがあった事を先日知り、久しぶりに悔しくて自分に怒りが込み上げてきました。そして笑えてきました。 お店って、お店って、良いお店って、カッコいいレイアウトやディスプレイなんかじゃない、お店の空気づくりは先ずそれが出来ない限り何をやったってダメ。お店と心中するとはそういうこと。後輩に叱られて、情けなくも、よくぞ言って下さったと感心しました。感心している場合ではないとまた怒られました。今は倉庫になっているお店を22日には再会させる。いつもになく気合いが入っています。ドキドキ。 早くまたE子とも働きたいなと思いました。 片付けられない(置き場所を決められない)ものをFAXの上にこっそり置いておくとE子ににらまれるのですが、それが実はたまらなく好きなのです。ごめんなさい、と言うと片付けてくれます♡