ウナギのウー子 9
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ウナギのウー子 9

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そろそろ度へ出かけたい熱が沸々としてきました。大好きなパリも最近は全然行けていません。初めてのパリは一人旅(洋服の買付け)でした。おフランスの香りに憧れて、シャンゼリゼ通りなんかも知らないのに♪オ〜シャンゼリゼ〜で聞いた事はありました。恋人達の街、パリにはお洒落なものがいーっぱいあるのだと妄想していました。空港について夕方ということもあってか、緊張と疲れでタクシーの中では眠ってしまいそうでした。  忘れもしない2009年6月25日晴れの日の事です。何故記憶力ゼロの私が覚えているかと言うと、タクシーの運転手さんがマイケル話を熱く語っているのですが、私は英語もフランス語も出来ませんでしたので、マイケルジャクソンは知っているか?だと思い、Yes.マイケルジャクソンは好きか?Yes.でもなんだか運転手のお兄さんの反応はなんだか不服そう。次にラジオを大きくしてマイケルのニュースを私に聴かせるのですが、私はI know. I know.運転手さんはきっと、こいつダメだ、こんなビックニュースをそんなクールに返答するなんて、興味がないんだなといった反応でした。その日はパリに到着してすぐマイケルジャクソンが亡くなった時で街は大騒ぎだったのです。  それよりも、パリの空港で初めて乗るタクシーに騙されないか心配で、ぼったくられないかドキドキしながら順番を待っていたのですが、前の人はとても優しそうな中年のおじさま。次は私の番だと次のタクシーを覗き込むと、この運転手さん、黒のタンクトップのムキムキ、中東系の方で、真っ黒のサングラスをかけて、髪の毛ギラギラの80年代のアメリカ映画に出てくるチンピラみたいなのです。助手席には黒の革ジャンがかけてあって、心の中で、あーーー終わった。私の人生これまでか。救われたとしてもぼったくりは確定だ。と。。それでもかすかな望みはないものか、いやだ、お願い別の人に譲りたい、とウロウロしたのですが、誘導員さんにネクスト!!と呼び戻され、半ば強引にタクシーに押し込まれた感じでした。ですので、運転手さんの機嫌を損ねないようにと、とにかくタクシーの中では笑顔でイエスイエスだったのです。英語の出来ない日本人のおばちゃん丸出しでした。そして渋滞もあって1時間40分くらいかけてホテルへ到着、なんとタクシー代は歴代第一位でお安く行けました。50ユーロでした。偏見はダメですね。でも、あると思います。私も4年に一度金髪にするのですが、金髪でライダースを着ていると、タクシーさんは張り切って手を挙げても止まってくれません。最高一度に4台スルーされました。仕方ありません。おあいこです。  そうそう、香水の香りのパリを想像していましたが、街の香りは犬のウンコの香りでした。次の日も次の日も。踏んでないのに。。でもやっぱりパリは人間らしい人がいっぱいいて面白い場所です。